2011年11月19日土曜日

ピアノ調律

台風12号が紀伊半島に大災害をもたらし、我が五條市においても大塔町で
死者・行方不明者11名、約30棟の住宅が全半壊するという甚大な被害を受け、今なお多数の住人が、仮設住宅等に住んでいる現状である。

五條市立牧野小学校の校長先生の発案で、阪合部地区に於いてピアノとハーモニカのデュオ『パリャーソ』による、被害を受けた子供達へのチャリティーのホームコンサートが開催される運びとなった。

小生もスタッフの一員として、入場整理や前振りの司会を仰せつかり、ホームコンサートとなる会場に打ち合わせに行く。

ちょうど『パリャーソ』の専属調律師が、ホームコンサート当日に使うピアノの調律をしてくれるのを見ることになる。



調律・・・といっても、『専属』ともなれば半端ないセッティングとなり、鍵盤を全て取り外し、奏者の好みのタッチが出来るように仕上げる。

調律をする前のピアノは、どこにでもあるような音を出していたが、調律が終わる頃には、「ポロロン~」とタッチするだけで、家中に響き渡る音に変わり、特別出演が予定されている6歳の杏奈ちゃんが弾いても素晴らしい音色・響き!!!がピアノの響板を通じて広がる・広がる・広がる・・・!

ピアノ調律を見るのはほとんど始めてのことで、ここまで響きが変わるのか・・・と、ホンマに感心してしまった!!!

徹底的に調律されたピアノをプロが弾くと、どんな音を醸し出すことが出来るのか、無茶苦茶楽しみになってきた!!!

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