2010年5月30日日曜日

かげろう座見学





昼ご飯を食べて、愛車【ルイガノMVR】に乗って、五條市の歴史街道・・・と言うべき新町通で開催されている『かげろう座’10』を覗きに行ってきた。

今年で何回目になるのか、この田舎町五條市で「よくもまぁこんなに人が集まったなぁ・・・!」と感心させられるほどの人混みで、人にぶつからないで歩くのは至難の業・・・



五條市4Hクラブに所属している川井農園は、かげろう座が始まって以来のフル出店で、毎年出しているから固定客も多いようで、非常に賑わっていた



我が家の庭先も、川井農園で分けていただいた花があちらこちらで咲き、潤いを与えてくれている!

ちんどん屋さんや、太鼓のグループ等々のパフォーマンスによって、あちらこちらでいろいろなミュージックが聞こえてきて、賑わいが一層華やかになってきているよう






かげろう座・・・と言って、いわゆるフリーマーケットだが、ほぼ2kmにわたって、道の両側に店舗が並ぶという、西日本でも最大級・・・とのことだが、五條市の人口以上の人間がやって来るというのも凄いが、出展者も五條市内よりも、市外もしくは奈良県外の人も非常に多く、僕は埼玉県から売りに来たという、七味唐辛子を買った



ただ辛みだけの一味に比べて、僕自身としては辛みの中に香りを楽しみたいのでその旨希望を言うと、柑橘の乾燥末と山椒を多めに入れてくれた配合の七味を作ってくれ持ち帰った
どんな七味が出来ているのか楽しみ♪

それにしても凄い人の数だ・・・

2010年5月28日金曜日

我が家のスパイダーマン

昨日の朝から、この地域一帯の水田に水を供給している池からの水の放流が始まり、我が家が一番乗りで水を頂いて、水田の仕込みにかかる。

日頃あまり使わないトラクターも、こんな時には本領発揮で頑張ってくれる。

数年前に、それまで使っていたトラクターが突然動かなくなって、クボタに勤務している友人の阪本君に相談すると、実演車として持ってきてくれたタイヤではなくクローラ(ゴム製キャタピラー)を履いたトラクターの牽引能力の強さに驚き、すぐさま契約して買ったトラクターが出動となる(我が家ではフロントマスクの印象から『スパイダーマン』と呼んでいる)


クローラタイプのトラクターは、タイヤのように空気が一切入ってないので、舗装道路ではすこぶる乗り心地が悪く、フツーに走行していると振動でとてもじゃないがハンドルを握っていられないが、いざ圃場に入ると牽引力が強く、接地圧が極端に低いので転回しても圃場を掘り下げることもなく使い勝手が良いが、水田から出た後にはクローラでもの凄い量の水田の泥を運び出して道路上に撒き散らすのがいただけない・・・
クローラタイプのトラクターは五條市で一番に購入、奈良県でも三番目に購入したとのことだが、今ではあちらこちらで同型のトラクターを目にするようになってきた。

昨朝6時から始まった家の周りの水田の仕込みは昼前に終わったが、家から少し離れた水田の仕込みは昨夕6時過ぎから水が入り出し、一旦夜中0時までスパイダーマンで仕込みを行い、今朝は4時頃から親父さんが仕込みを行ってくれた


昼夜関係無しで水が流れてくるから、自分の前に水入れをしている人の作業が終わるのを待って、その後で水入れをしないといけないから、
順番待ちでの水田に水を引く作業は、ホンマに大変である・・・

2010年5月21日金曜日

久し振りの外出

お客さんの動きがほとんど止まったので、昨日の昼から五條市4Hクラブの八木君を引っ張り出して、大阪道頓堀の松竹座に歌舞伎の観劇に行ってきた。


東京の歌舞伎座が建て替えのため一時休館しているので、東京の歌舞伎俳優が大阪松竹座にて出演しているようで、蒼々たる出演者だそうだが・・・

歌舞伎の解説をインカムで聞きながらの観劇なので、ほぼどんなことをしているのかが解るが、解説がないとちんぷんかんぷん(汗)

4時間以上の公演の後、夕食を食べにぶらっと街を徘徊する

千日前にて、扉の前に『本日のお勧め』の看板がある、間口の小さい居酒屋を見つけ、そこに決めて入る




いつもなるべく『チェーン店以外・個人の小さい店・その日のお勧め食材を表している・・・』等々の見地から店を探しているので、正に僕の選びそうな店だった。

お酒の種類も豊富で、活きの良い食材が多く、魚が何処産との表示があり、ハゲの活き造り、鱧の炙り、平鰺やトビウオのたたき、・・・目の前で炊いてくれた蛸の釜飯まで、お腹一杯になるまで食べた食べた!!!



どれもこれも美味かったが、特にお造りのツマの代わりに敷いてあったスライスしたタマネギが非常に甘く、いくらでも食べることが出来たので、料理長に訊いてみると「淡路タマネギとして仕入れている」とのことであったが、新タマネギであるには違いないが、それにしてもあの甘さは格別だった!
「何という品種か分かりますか???」とも訊いてみたが、さすがにそこまでは分からないよう・・・・

また千日前に行く時には、是非とも立ち寄ってみたい店となった!
【うまいもの工房 羅漢】

2010年5月19日水曜日

Cafe&農家民宿こもれび・・・で昼食

雨降りでお客さんの動きが少なく、花苗や自家菜園
の野菜苗の定植をする合間に、西吉野町湯塩の『Cafe&農家民宿こもれび』
に昼食を取りに行ってきた

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/105980/105980_std.html

行くと、呑み友達の櫻井女史のお父さんが先客として来ており、挨拶してから、先ずはご先祖様の仏壇にお参り・・・南無・・・

家族4人で訪れたので、それぞれに違うピザを注文し、皆の前に運ばれたピザを等分して分け合って、いろいろ味を楽しむ♪

特に期間限定(?)の『気まぐれPizza』は、【わさび菜とベーコンのPizza ~半熟卵のせ~】のメニューの文字を見て、ムフフ・・・



わさび菜・・・我が小羽根種苗園お勧めの一品(一菜?)を使ってくれており、大変美味しくいただいた♪

トロッ!とした半熟卵とチーズ・ベーコン・・・そしてわさび菜との相性は抜群!

セットで付いてきたサラダも新鮮で、シャキシャキとして「あっ!」という間に平らげた。

デザートの『シフォンケーキ』までいただいて、お腹満腹で帰路についた

ホンマにこれぞ隠れ家!的な立地で、田舎好きな人を連れて来るにはもってこいのロケーションで、風景を楽しみながらいただくピザは、拘って石窯で焼いているだけに、ホントに美味しくいただける!

自家菜園の植え付け

先日来、時間を見付けては、野菜苗の定植をしているが、今日もまた小玉系と中玉系のトマト苗約10品種を、小羽根種苗園の売店にしているビニールハウスの苗の一部を整理して、耕耘してから定植した。


我が家に来てくれるお客さんも「今年はこのハウスにまだ苗を植えてないんやなぁ!?」・・・と、言ってくれる人もおり、売店が落ち着かないと、植え付けのための場所を空けることが出来なく、今年は遅くまで苗が動いていたので、待ちに待った定植となる。

売店に使っているビニールハウスはしょっちゅう人が出入りし、来てくれたお客さんが事も無げに摘んで【味見】してくれるので、ミニトマトが家族の口に入る数は少ない・・・

また別に、家から離れたビニールハウスの道端には、トウガラシ系の苗の定植をした。



我が家族は皆パプリカの甘みがお気に入りなので、フツーのピーマンは植えないで、代わりに赤・黄・オレンジのパプリカの接ぎ木苗を植え、あと紫トウガラシ・万願寺系トウガラシ・伏見甘長トウガラシ・・・等々を植え付ける

大鉢に鉢上げしてビニールハウス内で育てていたので、大苗を定植することで、早く定植した人の収穫時期より極端に遅れることはないだろう・・・

我が家の野菜を楽しみにしていただいている人にも、お裾分けしたい!
喜んで食べていただいていると思うだけでも嬉しいものだ

花苗定植

野菜苗の販売も一段落してきたので、母親と嫁さんを連れて、野原町の川井園芸に花壇苗を買いに行ってきた


共に五條市4Hクラブに所属し、タキイ農場への研修にも毎年連れて行ってもらい、共に勉強する仲間として付き合ってもらっている
小生と違って非常に謙虚な人間で、同い年でありながら4Hクラブへの参加が彼の方が遅かったこともあって、未だに僕を「さん」付けで呼んでくれるのが、何とも気に掛かる・・・

毎年良い花苗を生産し、市場や直売所に出荷して、生産ハウス内でも直売しているが、あまりの種類の多さに呆れてしまう・・・

分けてもらった花苗は、家の周辺のあちらこちらに定植し、夏の訪れを待つこととなる



定植後雨が降って、苗はより一層活き活きとして来たように見える

2010年5月12日水曜日

阪合部保育所児来訪

この時期の恒例となっている、阪合部保育所の全園児が先生に引率されて、今年もまた小羽根種苗園見学にやってきた。

以前は大人数で大賑わいだった来訪が、次第に園児が減ってきてはいるが、可愛い子供達の来訪で賑やかな売店となる。

野菜苗をあれこれ見て回って、少し休憩してから、それぞれ保育所の菜園で植える苗を手にして、帰って行った。

保育所では早速植え付けてくれたようで、夕方には一日の風景を画用紙に貼り付けて先生が届けてくれた。



出来た野菜は給食として出されるようで、子供達は自分たちで育てた野菜を食べるのが楽しみであるとのこと!

情操教育の一端としても良いことだそうで、楽しんで育ててくれれば当方としても嬉しい。


2010年5月11日火曜日

今日も野菜苗の定植

今日は一日中小雨が降ったり止んだりの鬱陶しい天気だったので、柿の摘蕾は止めて、野菜苗の定植をした。

小羽根種苗園で販売しているサツマイモの蔓を生やすために、四国から『なると金時』のバイオ苗を取り寄せて、朝から畝立てしたところに植え付けた。

取り寄せたサツマイモの蔓を、今から植え付けて種芋を秋に収穫し、来年の2月頃に電熱線で暖める床土に種芋を伏せて蔓を生やす、そして来年の今頃から初夏にかけて販売する・・・といった気の長い作業である

自家菜園は昨日のトマトやメロンの定植に続いて、今日はスイカや、地這系のメロン、マクワ、ナンキン等々ウリ科の野菜の定植をした。


先日から少しずつ片付けていたビニールハウス内に、堆肥や石灰、元肥等々を撒き耕耘機で耕し、畝立てしマルチを張ってようやくの植え付けとなるが、野菜苗の小売りや配達の合間に、約30mあるハウス全面の作業となると、楽しみではあるが結構大変で疲れた・・・

本来なら、最低でも一週間、出来れば一ヶ月以上前に堆肥や元肥を鋤き込んで、植え付け床を作っておかなくてはいけないことは解っているが、野菜苗の出荷後を片付けて直ぐのことなので、植え痛みが心配である・・・

自家菜園とはいえ、我が家に育て方を訊きに来るお客さんに、ウリ科の栽培方法を説明するための、研修圃場としても機能しているだけに、手の抜いた作り方が出来ないのが大変・・・

今年は美味しい野菜が出来るかなぁ・・・?

2010年5月10日月曜日

我が家もようやく家庭菜園

野菜苗の販売が一段落してきたので、我が家の菜園もようやく荒起こしして定植に取りかかる

4月中旬に出荷用7.5cmポットで育てている苗を、10.5cmポットに植え替えて大きく育ててあったトマトや、マスクメロンを定植した。


トマトは12品種、マスクメロンは5品種をビニールハウス内で育てるが、スイカやマクワウリ・地這系のメロン・ナンキン等々のウリ類も、野菜苗を出荷した後のビニールハウス内を、これから耕耘して植えなくてはならないし、露地で作る野菜もこれからの耕耘となるので、作業が目白押し・・・

野菜苗の出荷があって、世間の家庭菜園愛好家より随分と後れているものの、『お盆までの二十日は一日、お盆から後の一日は二十日』・・・の言葉からすると、定植はずいぶん遅いが収穫はそんなに遅くはならないだろう。

また今年の夏も野菜満載の食卓が期待出来る!



2010年5月8日土曜日

柿の摘蕾

五條市の特産物である柿を、我が家も生産している。

早生系の富有柿と江戸柿であるが、度重なる霜害・凍害の影響を受け、江戸柿は新芽が枯れ上がってしまっている枝が非常にたくさんあり、かなり成績が悪く収量が極端に減るのが分予測出来る・・・

松本早生富有柿の方は、寒波による大きな被害が無く新芽が伸び出してきたので、摘蕾(蕾を間引く作業)の作業を始める。


雑草が生えてくるのを抑える役目のある『ナギナタガヤ』を生やしてあるのが、昨日の雨も手伝って一斉に倒伏し出して、作業するのにちょうどよい状態となってきた。

我が家は生産量が少ないため『美味しさ・大きさ』に拘って、ほとんどを贈答用に受注することを目的としているため、市場ではあまり好まれない3L以上の大きさと、糖度20度を超える柿作りをするには、徹底した摘蕾作業は非常に重要な作業の一つとなる。

これから秋の収穫に向けて色々な作業が続くが、食べていただく人の喜びを想像しつつ、作業を続けていきたい。


2010年5月6日木曜日

差し入れ




4月上旬に始まった野菜苗の出荷が、度重なる寒気の影響で中旬以降ピタッと止まり、4月末になって、ようやく苗の出荷が本格化したと思っているほんの数日間にバタバタと出てしまい、いつの間にか苗の出荷の終盤を迎えるようになってきた。

この時期は我が家が忙しくしているのを知っているお客さんが、よく差し入れをしてくれる。

堀たてのタケノコを、忙しいからとわざわざ茹でて持ってきてくれたり、ワラビなどの山菜を下茹でして持ってきてくれたり、ビニールハウス内は暑いからと飲み物やアイスクリーム、休憩用のお菓子等々・・・

大汗をかきながら頑張ってくれているバイトさんに、一服の清涼となるのが有り難い。

今日は、腹を抜いて、ウロコを取ってある鯛を頂いた。

夕方バタバタしていたが、一段落して帰宅してから、僕が捌いてお造りにして、家族で食べた



晩酌はほとんどしないが、美味しいお造りがあると、つい一杯呑みたくなってしまう♪

小売りに使う段ボール箱を軽トラに積んで持ってきてくれる人など、本当に周りに助けられて仕事が出来ているのが有り難い!!!

ホンマに感謝感謝・・・

2010年5月2日日曜日

ようやく春の訪れ・・・?

例年に比べるとかなり遅れていた野菜苗の出荷が、4月下旬から一気に加速し、慌ただしい日が続くようになった。

例年なら、4月中にほとんどの苗の出荷が終わってしまって、5月の声を聞くと、ちょっとのんびりした雰囲気が漂うのだが、今年に関しては、まだ野菜苗の定植床すら出来ていないという声がかなりあって、「苗が無くなるのでは・・・」との問い合わせも多い

五條市の特産物である、柿や梅は冷え込みや霜でかなりの被害が出ているとのことで、野菜に関しても、苗を早くに植えた人は、枯らしている人も少なくないようだ・・・

霜除けしていても、凍ってしまっては手の施しようがなかった・・・

野菜苗の出荷の合間に、夕方時間を作って柿に消毒をした。

我が家の柿も、ご多分に漏れず晩霜の被害を受けて、新芽が枯れあがっている柿も少なくない・・・

柿畑の隣に植えてあるタマネギが大きくなってきているのを見つけ、いくつか掘ってみたら、予想以上に大きくなっていた


早生タマネギでありながら、寒さで収穫時期が遅れているとはいえ、300g以上になっているタマネギもあり、上々の出来となった!

早生系の新タマネギとなると、甘みが強い上に軟らかいので、生食・煮物・揚げ物・焼き物・・・いろんな調理方法が考えられるので、どんな姿になって食卓に並ぶのか楽しみである♪